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今年は8月過ぎから良く雨が降りますね。

雨から建物を守るために雨樋があります。

その昔、雨樋の目的は雨水を飲料水や生活用水として確保するために

考えられたようです。現在でも畑等のためにタンクにためたりしますね。

写真は先日取り付けた雨樋です。雨樋がないと屋根から落ちた雨水がデッキを痛めたり、跳ね返った水は壁に当たり壁を腐食させたりします。

都会ではどの家も当たり前に取り付けられていますが、こちらの地域では雨樋が雪で壊される場合があるので雨樋を取り付けない家もたくさんあります。

跳ねた雨水が壁に影響を及ぼす設計がされている建物の修理を依頼され見に伺うと壁が傷み、壁を通り越し土台、柱まで腐食している場合がよくあります。

雪で壊された場合の雨樋の修理は大事になりませんが、土台、柱の補修となると大変です。

これから家を建てられる方は、設計の段階で雨、雪の落ちる方向をよくご確認ください。

すでに建てられて、雨でお困りの方 雨樋はやはりあった方が良いかなと思います。

現存するに日本で最古の雨樋(木製)は「東大寺三月堂」だそうです。


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